Blog植栽屋のつぶやき
ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ
2017.07.04
強剪定のデメリット
こんにちは!ぜるふ西田です(^^)
台風で現場に行けなくなったので、久しぶりに日中パソコンしております。
7月になり、一気に暑くなってきましたね~。
花は水を欲しがるし、木は枝葉が茂る。
気づけば草はボーボーになるし、何かと庭作業に忙しいこの季節(^^;)
暑いので無理はなされずに、ボチボチやっていただければと思います。
本日は剪定についてのお話を少し。
この季節は切っても切ってもすぐ伸びるので、
どうしてもガッツリ切りたくなりがちです。
しかしながら、そうすることでデメリットもあります。
①徒長枝が変な風に伸びて不格好になりやすい。
②病原菌が木の内部に入りやすい。
③花が咲く木の場合は花芽を摘んでしまい、その後の開花に影響する。
etc・・・
①はよく街路樹などのケヤキなどで見かけますよね。
木からすれば、光合成において、もともとあった葉量を保とうとするため、
切られた分、枝葉を余計に伸ばそうとしてモジャモジャになります。
強く切れば切る程、枝葉が伸びやすいので、
特に雨が続くような時期はやりすぎると何度も剪定する羽目になりがちです(・_・;)
②は切口が大きければ大きい程、可能性が高まります。
また、樹種によっても様々なので、必要に応じて癒合材があると安心です。
③は時期を間違うと、花芽を切ってしまうことになります。
樹種にもよりますが、一般的には春に咲くものは翌年の夏前までに、
夏以降に咲くものは冬前までに切っておく必要があります。
(花芽が判断できれば、必要分は残す方法も取れます。)
本やネットで学んでも、なかなか実際はそう簡単にできないのが「剪定」。
切るには知識だけではなく、センスも要りますので(^~^;)
ぜるふでは皆様が少しでも早く習得出来るよう、お教えしていきますよ!
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