植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2018.04.14

春~夏の植物の選び方

週一回のガーデニング+庭ブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

 

暑い春が続きます^^;

こうなると植物への水やりも

大変になってきますよね~。。

 

ところで、みなさんはお店で

花や木を購入される時、

何を基準に選ばれていますか?

 

葉や枝などの形?

花や蕾の付き具合?

根が張っていてグラグラしないもの?

 

など、色々とあるかと思います。

 

以前のブログでもお話いたしました。

根がシッカリ張っているもので

グラグラしなければ、後々は

立派に成長してくると。

もちろん、最初から形や花など

目に見えるものが充実していれば

尚更良いですが(^^;)

 

 

確かに上記の条件は理想ですが、

状況によっては一概にもベストだと

言えないことがあります。

それは、特にこれからの季節、

「水やり」ができるかどうかと

いうことです。

 

どういうことかと言いますと、

地上部と地下部のバランス(量)が

あまりにも違うものは

育てるのが難しいということです。

 

例えば、

 

 「地上部はモリモリしているが

  鉢が小さすぎて根が回りすぎて

  いるもの。」

 

これは花だけでなく木でも言えます。

上記のような状態の花や木は

元気が良く、きちんと管理していけば

良好な生育が望める事に

間違いありませんが、

地上部に対して根の量が少ないので

極端に水を必要とします。

なので、鉢や地に植え替えて

根が十分に張るまでは

水やりが欠かせません。

気付いたら、葉っぱがヘロヘロに

なるアレがその例です (^~^;)

 

また、余談ですが、

木であれば、根鉢(土の部分)

が地上部に対して小さく軽すぎると、

倒木もしやすくなります。

こうなると、台風の季節は

対策に忙しくなります(>_<)

 

これからの季節、このような植物は

水やりなどの管理が

なかなかできないという方には

向かないかもしれませんね^^;

そういう方はなるべくグラグラせず、

地上部も地下部も程々に

育っているものを選びます。

 

具体的には

 

「背が高すぎず、葉の量も程々で、

 根がギュウギュウでないもの。

 根鉢が地上部のバランスに対して

 極端に小さ過ぎないもの。」

 

是非、参考にされてください(^^)