植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2019.06.22

剪定による木の負担

週一回の庭・ガーデニングブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

 

この時期は草や木などが茂る時期で、

何もしないとあっという間に

うっそうとしてきますよね~(^^;)

今回は剪定について少しだけ

お話いたしましょう。

 

ところで、剪定って必要ですか?

 

以前のブログで

家庭や職場のガーデンスペースには

大抵、範囲が制限されているので

剪定は必要だとお話いたしました。

それに、茂り過ぎて風通しが悪くなると、

病害虫やハチの巣などの被害が

発生しやすくなるのでやはり必要だと。

 

適した方法で、必要最低限に

剪定をしていくことで、庭木の

美観と生育を整えていけます(^^)

 

ただ、一つ注意しておきたいことがあります。

それは、

 

強剪定をし過ぎない事、

下手な切り方をしない事。

 

です。

 

よく、「木を急激に小さくしたい。」

 

と希望される方がおられます。

もしくは、お客様自身で、

あるいは、業者さん自身が

各々のお手入れの関係で頻繁に

ガツンと剪定される方もおられます。

 

 

萌芽力の強い木は深く切っても

再生しやすく、元気になって見えますが、

傷口が広かったり、切り方が悪いと、

悪い菌が切り口から侵入して木を弱らせます。

また、病害虫の被害も受けやすくなるなど、

確実に寿命を縮めてしまいます。

 

強剪定は木にとっては大変な負担なのです。

 

なので、やむをえず強剪定をする際は、

 

・適期に施し、頻繁にはしないようにする。

 

・適した位置でカットする。

 

・切り口が広ければ癒合材を塗る。

 

・強弱の剪定を繰り返し、無理なく

 少しずつ小さくしていく。

 

などの考慮が必要です。

 

 

以前も書きましたが、強剪定をすると、

時期によってはボーボーと

枝葉が暴れてしまいがちです。

これは、木が十分な光合成をするために

失った幹、枝葉を補おうと、

必死に枝葉を伸ばそうとするからです。

なので、樹種によっては樹形が乱れて、

余計に手入れに手間がかかる場合もあります。

 

是非、ご参考ください(^^;)

 

 

既にプロの方とお付き合いがある方は、

ご自身のご要望を細かくお伝えしながら、

剪定方法をお願いしたらよいかと思います。

 

ぜるふでも、ご相談や専属指導、

スキルUP講座を通して

ご自身で無理なくできる

必要最低限の剪定方法をお教えしていきますよ^^