植栽屋のnote

プロと一緒にお庭生活を快適に

Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2019.10.12

ガーデンデザインは本当に必要か?

週一回の庭・ガーデニングブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

最強クラスの台風が近づいておりますね。。

全国各地、被害が少ないことを願います。

 

話は庭話といきましょう。

ところで、お庭や花壇、鉢植えの

植栽において、キレイなデザイン図って

必要でしょうか?

大規模な庭づくりなら別として、

小~中規模の案件であれば、僕自身は

あまり必要だとは思っておりません。

特に植栽仕事においては。

…お客様自身はデザイン図が無料であれば、

欲しがる方が多いでしょうけど。(^^;)

 

植栽においては、植物の種類やサイズ、状態、

日当たり具合や土壌環境などで、

配置を含め、用途の事情が変化しやすいので、

デザインの通りにいかないことも多々です。

また、予定している植物自体が変われば、

あまり意味を成しません。

 

それによく考えてみてください。

「お見積り+デザイン無料!」

と言っても、成約になれば大抵は

施工金額のどこかにデザイン料が含まれている

パターンが一般的です。(諸経費など)

なぜなら、そうしないとデザイナーの

人件費の回収が出来ないからです。

そうなれば、お客様にとっても、

場合によってはあまり嬉しくありません^^;

 

なので、僕自身はこう思います。

イメージというのは、どんな手段であれ、

簡易的でも伝われば意味を成すと。

参考写真集でも良いし、使用植物例でも良いし。

植物など、実物をいくらか持参して、

直で雰囲気を伝えても良いし。

なんなら、落書き風でも^^;

(もし、業者本人が現場の人間であればですがね。)

 

 

業者としてもなるべく提案が簡易的にできれば、

その分の浮いた時間と費用を準備や

施工自体に回せますし、

お客様にも喜んでいただける場合だってあります。

(施工内容や規模にもよりますが。)

小規模なら尚更です。

 

机上で優秀なデザイン図を作るよりも、

現場におけるデザイン力+施工力で

実際にご納得いただけた方が早い。

まあ、それには業者自身のプランとイメージは

必要不可欠ですが。^^;

お客様からの信用+信頼力も欠かせません。

 

その他、施工の際には時には

施工の日数を空けるなどして、

途中経過をお客様にも確認していただけるよう、

配慮していくと、より一層、意見交換ができて

良い結果に繋がることが多いです。

そうすれば、何かの際には、

修正もしやすいですからね^^

 

お客様側からすれば、業者と一緒に

庭づくりを進めている感じになれるので、

そのような業者にはきっと親しみやすく、

意見が述べやすいと思います。^^

 

みなさまには、なるべく経済的に、

良いお庭づくりを進めるために、

何が一番必要なポイントなのかを

ジックリ考えながら業者選びを

していただきたいと思います。

 

デザイナー自身も現場で施工をするのか?

それとも、別の職人が施工をするのか? 

ここが結構重要なポイントです!

 

是非、上記の事を考慮しながら、

参考にできる部分はしていただければ幸いです。

 

まあ、一番良いのは、予算があって、

デザインも優秀+施工も優秀な

ガーデン会社を選ぶ事でしょうけど(笑)

 

ぜるふでも、セルフ庭管理だけでなく、

セルフ庭づくりにも必要であれば

変わらず相談に応じていきますよ!

いつでも頼ってください(^^)

 

※あくまでこれまで紹介した事例は

 僕自身の一つの提案です。