Blog植栽屋のつぶやき
ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ
2019.11.03
コニファー手入れは難しい?
週一回の庭・ガーデニングブログ。
どうも、ぜるふ西田です(^^)
大分市、日中は動けば汗ばむ陽気ですが、
朝晩は随分と冷え込むようになりましたね。
寒くなる前に、ガツガツと
庭仕事に明け暮れていきます(笑)
さて、今回はコニファー(針葉樹)の
剪定話について少しだけ。
みなさんは、植えておられますか?
その際、手入れの仕方が分からなくて
困ったことはありませんか?
コニファーは最初数年は、
あまり手が掛からない印象ですが、
放っておくと、樹種によっては
5年、10年と経過すると成長し過ぎて、
どうしようもなくなることも多々です^^;
☆コニファー手入れの注意点
①適期に剪定する
→ 一般的には3月下旬~4月中旬、
10月中旬~11月上旬頃だと
萌芽の関係で言われますが、
真夏以外はいつでも切れます。
(暑い時期は傷み、枯れやすいです。)
②小さいうちから整えていく。
→ 大きくなってから一気に剪定すると、
大きい脚立は必要になるし、さらに
傷みやすいし、中枝の蒸れて枯れた
枝が目立って見た目が悪くなりがち。
③剪定の際はまず上部を作る。
→ 樹高をどの程度にするか?
尖がりにするにはどの程度、細くするか?
木全体の3/10上部を時間をかけて
形作っていくと後がキレイに仕上がる。
→ 脚立を使う場合、なるべく見上げなくて
すむようなサイズのものを使用すると
形づくりがしやすい。
④剪定道具の使い分け
→ そのままの大きさで整えるなら
刈込ハサミやバリカンでも可能だが、
サイズを小さくする場合は太い枝が多く、
そうはいかない事が多い。
→ 片手ハサミとノコギリで上部を整え、
ある程度、太い枝を切ってしまったら
刈込ハサミやバリカンで整えてもよい。
⑤ハチの巣にも気を付ける。
→ コニファーは枝葉が混み合っているので
ハチが巣を作りやすい。
→ 日頃からチェックするか、
なるべく、気温が高い
5月上旬~10月中旬頃は
作業をしない方が賢明。
etc・・・
なお、コニファーは種類によって、
葉枝の生え方が異なるので、
難易度が随分と変わってきます。
一般的な広葉樹のように、プロでも
枝ぶり良くするのが難しいものです。^^;
まだまだですが、僕も最低限の剪定ができるまで、
5年以上はかかりましたからね(笑)
そして、コニファーは倒木にも弱い方なので、
剪定を怠っていると、支柱をしていても
よく倒れることがあります(^^;)
台風時期には注意が必要です。
ぜるふでは、分かりにくいコニファーの
剪定についても詳しく教えていきますよ!
是非、お気軽にご相談ください(^_^)
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