植栽屋のnote

プロと一緒にお庭生活を快適に

Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2020.02.09

庭木選びの判断基準

週一回の庭・ガーデニングブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

 

寒くなったり、暖かくなったりと、

この冬は調子が狂いますね~。。

どんな気候であろうと、僕自身は

庭仕事に努めていく所存です!

 

さて、恒例の庭話といきましょう。

今回は樹種選びについて少しだけ。

みなさんは、お庭に植木を植える際、

どのような基準で樹種を選ばれますか?

分からないまま、業者さんに

オススメされる場合もあるでしょうが、

是非、以下の事を判断基準としてお持ちに

なられると良いと思います。^^

 

☆樹種選びの判断基準一例

 

①お庭における常緑樹と落葉樹のバランス

 

 → お庭の広さや形、好みや用途に応じた

   適切な対比であるかを確認する。

 

   例えば、

 

 → 常緑樹はお庭に存在感を出したり、

   目隠し要素になるメリットがある一方、

   落葉樹は季節感をより一層感じられるメリットなども。

 

 → 反対にそれぞれの樹種によるデメリットは、

   落ち葉の量やお庭への日射量、

   冬の静寂感などに影響してきます。

 

 → いくらかは、本ブログ(常緑樹と落葉樹の利用法)

   でも綴っておりますのでご参考ください^^

 

②成長スピード

 

 → 樹種により成長スピードは全く違うので、

   最初にどの程度の大きさの木を植え、

   毎年、どのくらいのスピードで成長していくのか

   を知ることで植木の配置や手間が見えてくる。

 

 → 樹種によっては倒木防止のために

   こまめな剪定や支柱設置・補強が必須になる。

 

 → 樹種や環境などにより、

   ビックリする程に大きくなり過ぎて困ったり、

   成長しない木はいつまで経っても希望の

   大きさにはならないので、植木購入の際には

   できればプロに相談し、植込み依頼した方が良い。

 

③管理手間

 

 → 樹種により、剪定の頻度や病害虫の駆除頻度、

   落ち葉拾い、支柱補強なども

   大きく異なるので、植木の見た目だけでなく、

   各人の性格や好み、生活スタイルによって

   事前に考慮する必要がある。

 

 → 美観と生育を維持するために、

   ご自身でやるのか?or業者に任せるのか?

   などの計画も必要になる。

 

 → ご自身でやる場合は適切な予備知識・技術がないと、

   健全な植物の維持ができないばかりか、

   転倒やけが、害虫被害などの危険も潜むことを

   忘れてはならない。

 

etc・・・

 

 

庭木選びって、様々な角度から

将来性を予測しないといけないので、

プロでも意外に難しいのですよね~(^~^;)

是非、そんな事情ですから、

庭木選びの際にはプロのアドバイスを仰いでください。

ご自身で植える場合でも、

一人で悩むよりはずっと良いですから!

 

ぜるふでも、庭木の選び方をはじめ、

植え方や管理方法など、総合的に

ご相談・ご指導に努めていきますよ(^O^)