植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2021.02.17

植物の生死の見分け方

どうも、ぜるふ西田です(^^)

この冬は暖かくなったり寒くなったりと、

気温が不安定ですね~。

お庭の植物達もきっと過ごしにくいのでは

ないでしょうかね~?^^;

 

ところで、言うまでもなく冬は見渡せば、

草花は目立たないし、木は落葉気味などで

何だか寂しい光景ですよね~。

そんな花・木は生きているのか?枯れているのか?

時に分からないこともよくあるものです。

実際、今時期はじばいるやぜるふでも

植物診断のご依頼も多いものです。^^;

 

では、この時期には

どうやって見分ければ良いのか?

簡単に一例をご紹介いたしましょう!

 

①幹や枝の一部を少しだけ削る。

 

→ よく聞くやり方の一つだと思います。

  削ってみて緑であれば生きていて、

  茶色であれば枯れているという指標です。

 

→ 削り過ぎると余計に傷めることもありますので、

  軽く薄くの最小限に留めておく。

 

②幹や枝を見て、異変を感じる。

 

→ シワが多い。枯葉が付いたまま。色が褪せている。

  傷がある。穴が開いている。

  など、他の部分とは明らかに異変がある場合。

 

→ 生きている枝は水気があるので、

  樹種や時期によっては柔らかく、

  枯れている枝は水気がないのでいつでも硬い。

  ひねればポキッと折れやすい。

 

③宿根草は株元を見る。

 

→ 冬に地上部が枯れる宿根草は株元を見て、

  芽があるかや根に色味(白など)があるかを見る。

 

→ 見分けが難しい場合は、5月頃まで放っておいてみる。

  芽が出なければ残念という話である。^^;

 

etc・・・

 

 

いかがでしょうか?

実際、みなさんが存じていることでしたか?

存じてなかった方はこれだけでも

知っておくと便利ですよ。(^_^)

 

…もちろん、本格的な診断となると、

多種多様な植物・樹木がある上に、

その時の状況などもあるので、

プロでも時には対処が難しいものですがね。^^;

 

ちなみに、木の場合、枯れ枝は

毎年ながら発生するものですからね。

あまり神経質になり過ぎないでください。(笑)

 

単純に、養水分が届かない枝は枯れますし、

一方で、木自体が要らないと感じた枝も

取捨選択で同じように枯らすと聞きます。

根の生育の変化にも繋がりますからね。

ある程度は手入れで整えていけます。^^;

 

また、宿根草の場合は、基本的には

基本情報の知識をもとに判断します。

できれば、知識が豊富なプロの方に

相談してみる方が確実ですね!(^^)

 

是非、ご参考ください。