植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2021.09.08

真砂土の善し悪し

どうも、ぜるふ西田です(^^)

日中はまだ暑くも、少しずつ秋の気候を

感じるようになってきましたが

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

庭づくり・ガーデニングの秋に一度ご自身の

植栽を見直してみてはいかがでしょうか?

実際、春からやるよりも、効率の良い事も

たくさんありますからね。(^_^)

 

さて、恒例のお庭の話といきましょう。

ところで、みなさんが普段歩く場所の

お庭表面の基盤土は何ですか?

砂利や芝生、コンクリートやタイルを除き、

多くの所は真砂土で地面が整備されているかと思います。

その一番の理由は、

「見た目はキレイだし、靴裏が汚れにくい」 

からです。

 

これが、黒土や畑の土だとどうでしょう?

雨後はドロドロになって、靴裏も汚れますよね。

なので、あまり採用はされないというわけです。

 

しかしながら、この便利な真砂土にも

当然ながらいくらかの欠点もあるものです。

以下、いくらか例を挙げてみます。

 

☆真砂土のデメリット

 

①数年で劣化しやすい。

 

→ 最初は見た目がキレイだが、数年経つと、小さな雑草や

コケが生えやすい。

 

→ 土と砂の部分が分離しやすく、部分的に黒ずんで見える。

 

②植物が育ちにくい。

 

→ 草花も植木もこの土がメインだと、水はけや保肥性などの

理由で健全にはそだちにくい。

 

→ なるべく下層の土は黒土や赤土などの植物の好みに

あった土が含まれていると理想。

 

→ 植物を植える際には植えるポイントに

客土や改良材を用いて行うと育ちやすい。

 

③施工後にはトラブルがある事も?

 

→ 真砂土は踏土で利用されやすいので、

新築時は雨天時などは場所によって

凸凹になることが多い。

穴が出来る程に沈むこともある。

 

→ 雨や水やり時には真砂土の砂部分が流れやすく

周辺に飛び散ることも多い。

 

→ 日を追って様子を見ながら、業者に相談したり、

必要であればご自身でも追加していくとよい。

 

etc・・・

 

 

いかがでしょうか?

こうなると真砂土もどうかなあ~って

気持ちになるかもしれませんが、

芝生や砂利、コンクリート、

タイルなどにしないのであれば、土の中では

ごく一般的な基盤土ではあると思います。

 

なので、①~③の対策を考えていくことも

必要になってくるでしょう。

それが、できれば施工後ではなく、

施工時に前もって業者と対策が進められれば

申し分がないですけどね。(^~^;)

 

かといって、芝生や砂利など、前述した方法でも

実際にデメリットはあるものです。

正直、デメリットのない方法などはなく、

プラス面とマイナス面とどう向き合い、

付き合っていくかが重要になってきます。

 

あなたの身近な日頃のお庭の管理を

助言・お世話してくれる業者との

末永い付き合いを大事にされてください。

それがお庭の維持に影響してきますからね(^^)

 

ぜるふでは植栽だけでなく、お庭の基盤づくりに

関してもご一緒に学んでいきますので、

ご興味のある方はいつでもお気軽に

ご相談くださいね。(^_^)