植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2021.10.17

庭木の間隔の取り方について

気付けば、久しぶりの更新となりました。

どうも、ぜるふ西田です(^_^)

 

大分市は昨日まで暑かったですが、本日は

予報通り随分と涼しくなりました。

…風が吹くと少し寒いくらいです(^~^;)

みなさんも気候の変化にはお気を付けください。

 

さて、久々にお庭の話へといきましょう。

みなさんはお庭に植木を植える際、どのくらいの

間隔で植えたら良いのか悩んだことはありませんか?

コレ、プロでも意外と難しいのですよ!

なぜなら、要望によって変化するもので、

最適な答えはないものですからね(^^;)

 

どういうことかと言うと、

例えば、広範囲を植木で

「目隠しをしたい!」という場合には、

もちろん、最低限の生育を考慮した上で、

 

①間隔をやや詰めて植える。

②将来的に大きくなる木を植える。

 

のいずれかの方法が一般的です。

しかしながら、それぞれにはデメリットがあります。

 

①は間隔が狭い分、枝葉が混み合ってくる

可能性があるので、

成長後の適した手入れが頻繁に必要になるし、

逆に②は植え時が小さい場合には

茂る間は目隠しになりにくく、寂しい傾向にあり、

また、初めから大木を植える場合は、

その後に成長し過ぎて、剪定や倒木などで

手に負えなくなることもよくある話です。^^;

 

なので、僕ら業者側としては、

お客様と入念にお話し合いをした上で、

ご要望と植木の生育の折り合いがつく所で

植木の種類やサイズは元より、

間隔を決定している所存です。<(_ _)>

その後の手入れをプロに依頼していくのかも

ポイントになりますね。

 

一般の方には植木の性質が分からなければ、

決定できないのも無理はありません。

そこで、僕のオススメの考えを少し紹介すれば、

 

〇生育スピード、樹形と樹種によって適した

場所+間隔で様々な植木を植える。

 

〇隙間が気になる所には鉢植えや低木も利用する。

 

etc・・・

 

 

余談ですが、僕自身が自分の庭に植えるなら、

最初はどんなに寂しくても、10年、20年後を

想定した間隔でなるべく間隔を広く取ります。

上記の①+②のミックスで、最初は

なるべく小さいサイズで植え付け、

間隔を広く取ったバージョンも良いアイデアです。

その方が、将来的には立体的+立派に育つし、

手入れも最小限で済みますからね。(^・^)

 

それでもどうしても寂しい場合は、既に述べたように

鉢植えで植木を置くか、低木などで

少しカバーしても良いかと思います。(^~^;)

 

また、逆に常緑樹ばかりの生垣みたいに

閉塞感を感じたくないようであれば、

一部に落葉樹を植えるとスッキリとします。

季節の変化も楽しめますしね!

植え所によってはオススメですよ(^O^)

 

是非、ご参考ください。(^^)