植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2024.07.14

花壇に葉物植物は必要か?

どうも、ぜるふ西田です。(^^)

気付けば随分とご無沙汰になっておりました(^^;)

 

ここ大分では晴れ日+猛暑日が続いたり、

一転してはこの数日は雨が続いております。

植物達もこの変化にはきっと堪えるでしょうね。^^;

 

さて、前回の話しの延長上にはなりますが、

 

「花壇には何を植えたらよいですか?」

 

お客様方からよくご相談をいただく質問例です。

「色鮮やかな花がいいけど、水やりが。。」

このようなお客様も少なくはありません。

こんな時、葉物植物が強くて良いのでは?という

ご意見もよくお聴きいたします。

確かに、一つの便利な植栽方法ではありますが、

同時に注意する点もいくらかあります。

 

まず、葉物植物と一口に言っても、下草から

(小)低木までと幅広く存在するという事です。

そして、その数多くの種類の中から花壇の環境に

応じた適切な植物を選ぶ必要性があり、

更には植え方にも留意しないと、茂らなかったり、

逆に葉っぱがボーボーに茂り過ぎたりなど、

思うような形状に育たないという事実です。

 

特に、木を植えてしまうと根が張り過ぎて、

その後の花壇内が掘りにくくなり、

植え替え作業が困難になりがちです。

また、樹種により剪定作業は一般の方にとっては

かなりの労力となりますからね。^^;

これらこそ、花壇に多い悩みではないでしょうか?

 

それなら、日頃の手入れや水やりが不安でも

気軽に植えたり抜いたりしてメンテがしやすい

季節の一年草中心の花壇の方がずっと楽かもです。

単価は低いし、開花期は長いし、

暑さや寒さと強い草花も多いですしね。(^^)

 

ただし、単調になりすぎるのが好みでなかったり、

花壇が広い場合は向かない事もあります。

その際は、全体的に適度な割合で葉物植物を

織り交ぜる方が、年間を通して見栄えも落ちにくく

かつ、変化がある花壇植栽になってオシャレな

印象を与えやすいです。 

 

勿論、いつも綺麗なカラーリーフばかりでも

それはそれで大変美しいですが、

その中に草花がポツポツと色鮮やかに咲いていると

季節ごとの花や葉の移り変わりに楽しみがあり、

「ザ・ガーデニング!」という雰囲気になります!

植物選びから植え込み、管理までと難しい際は

やはり植栽のプロに直で教わるのが一番良いです。

一緒に作業するのも良いし、任せるのも良し!

プロだって失敗体験の中から学ぶ日々。

いくら本やネットを見たって、ご自身だけでは

なかなか良い形にはなりにくいですからね。(^◇^;)

 

是非、ご参考ください。m(_ _)m