植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2025.02.04

剪定は時期で使い分ける

どうも、ぜるふ西田です。(^^)

2025年も始まって一ヶ月。

気付けば毎度の事、かなりのご無沙汰で。

月に何度かは、ぜるふの仕事も

あちこちへと伺っているのですがね。^^;

思い付きにはなりますが、時々は綴ります(笑)

 

話は庭話へといきましょう!

皆さんは冬に剪定などの作業はされていますか?

「剪定といえば夏でしょ!?」

そんな風にお考えの方も多いかとは思いますが、

意外と冬の剪定って大事なのですよね〜。

落葉樹をはじめ、一部の常緑樹やバラなどと、

この時期にしか出来ない作業もあります。

 

例えば、サイズを小さくしたり、仕立て直しと

いったような作業はこの時期にすると

木にとってダメージが少なく最適です。

なぜなら、休眠などして何かと蓄えているので

樹体エネルギーが比較的高いからです。

剪定の仕方にもよりますが、一般的には

切り口からの腐朽菌の侵入も少ないし、

切った後の徒長枝の発生スピードも遅いしと。

…何を言っているのか分かりませんかね?^^;

 

要は、ガッツリ剪定したいなあ〜と思ったら、

晩秋〜早春くらいがベストだという事です。

比較的、気温が低い時期なら適しております。

一方で、気温が高い時期の剪定は整えるくらいが

実は丁度良かったりします。

試しにバッサリと切ってみれば分かりますが、

すぐに枝葉は再生するし、傷みも激しいですから。

下手したら枯れる事だってあります。^^;

 

そういう意味においては、晩秋〜早春に一回と

初夏〜初秋に一回と剪定が出来れば理想です。

その際は前者は強、後者は弱〜中くらいの剪定で

整えていけば、年間を通して良い状態を保てます。

ご自身でされる方も、業者さんに依頼される方も

是非、参考にしながら実施されてください(^ ^)